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センスグループとは(1) [英語]

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~~~~~ センスグループとは ~~~~~



センスグループの区切り方には、いくつかの基準がありますが、


基本は、初級者は短めに、
上級者は長めに区切ることになります。



はっきりとした基準はありませんので、この点を注意してください。
 


 

主な区切り方の基準は、次の通りです。



 (1)主語・動詞をひとまとめにする。(短いものは目的語や補語を取り込むことがある)

 (2)名詞節で区切る。

 (3)前置詞句をひとまとめにする。

 

  (4)中間部分で「that 節」などが入る場合は、

      その中でさらに主語・動詞などの区切りを入れる場合もある。

 

  (5)センスグループ内では、「返り読み」も場合に応じて可とする。

   
※日本語だって戻って読み返すでしょ。現代文の問題とか解いていて戻らない人っているのでしょうか。


 以上が一応の基準ですが、絶対的なものではありません。


むしろ、文章の長さや、学習者のレベルによって変えていく方がよいのです。

変わっていくのが普通なのです。



いずれにしてもセンスグループはひとまとめにして、

一瞬にパッと意味がとれなければなりませんので、

その「意味がとれる長さ」が

(あなたに最適の)センスグループ(の限度)ということになります。



 たとえば、下記の英文です。


"One example shows how medical technology has made use of genetically modified plants."


上の例文では、先ず、基準(1)に照らして

“One example shows”で区切り

『ある一つの例が示している=ある一つの例によると』と理解します。



もし別の英語で、“He told the audience that the team's experiment had ended.”

という文があった場合、

“He told”だと短いと感じる場合は、



目的語まで組み入れ“He told the audience ”までまとめて、

『彼は聴衆に話した』と理解します。



どちらの場合にしても大切なのは、「何を示したのか」とか「何を聴衆に話したのか」といったことを

考えながら読むことです。


これを「期待・予期」、anticipationと言います。




話しを戻しますね。

次に howから始まる名詞節(名詞節を知らない人は参考書で確認するか、

疑問詞やwh-で始まっているものが多いと考えてください)が来て、



“how medical technology has made use of genetically modified plants”までを

『どのように医療技術が遺伝子組み換え植物を利用しているかを』と意味を取ります。


「ちょっとこれ無理」と、



もしこれが長すぎるならば、

“how medical technology has made use”と区切って

『どのように医療技術が利用しているかを』



次に何を利用しているかと考えて、

 “of genetically modified plants” と来るから

『遺伝子組み換え植物を』と考える。



ただ、学校などですでに、 “make use of”は既習であるでしょうから、
一つの群動詞と捉えて



“how medical technology has made use of ”と区切って


考えてもいいですよ。



くどいですが、これには厳格なルールはないのです。本人のレベルに応じて


また、英文のレベルに応じて区切りもまた変わると考えていいのです。





では簡単な例をもう一つ


“One of my good friends went as far as a grocery store only to find it closed.”

これを以下の3段階で読んで理解する。


“One of my good friends went”


『私の親友の一人が行った』



と考え、さらに、


どこに?行ったのとanticipation「期待」して


“as far as a grocery store”


『食料品店(スーパー)まで』


さらに、


「なんで」「いつ」「だれと」といったことを期待して読むと

“only to find it closed”

と来るから


『ただ、閉まっているのに気付いた』となり、


これで全体の意味が完結する。




センスグループですが、大まかな意味のまとまりをとらえて、

なるべく戻って読まないで


理解していくための一つの物の見方です。

こうしたフレームワークを持っていると、

良いこともありますね。


こうしてセンスグループを考えながら、しっかりと理解した英文を

音読をしていけば、自然と英文が自分の中に蓄積していきます。

すると、中学からやっていた人は、高校生のころには相当英語が

楽になるでしょう。


また高校生からやった人は大学生や社会人になるころには、

普通に英語が使えるようになるでしょう。




できないより、できたほうがいいですから。


 

だって、英語を学習して相当月日が経ちますよね。


せめて簡単に話せたり、書けたり、読んだりできないともったいないですから。

ちなみに、私は外国の金融機関にお金を預けています。

利率はいいですよ。置いとくだけで年に5%は当たり前。昔の日本ですね。

他にも色々と恩恵にあずかっています。

ということで、本日は「センスグループ」についてでした。

”意志あるものは、突き進め!”



ではまた。




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