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ポールスターⅠ レッスン5 [教科書 Communication 和訳]

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こんにちは、風間です。


勉強時間の節約と、合理的な勉強のために、「試訳」提供をします。


ポールスターのコミュⅠのレッスン5です。


しっかりと勉強してください。

Part I

     音楽チャートで私たちが聞くメロディーはたいてい新しい。しかし、ときに古いメロ

ディーから大ヒットが生まれることもある。

 

   

 

 「アメイジング・グレイス」はとても人気のある歌である。それはたくさんの国で多くの

歌手によって歌われてきた。例えば、日本でも本田美奈子によってある有名なレコ

ーディングがなされた。

 

 

 

 2005年に彼女のアルバムが発売されたとき、美奈子は癌に侵されていた。彼女は

病院にいるとき、ボイスレコーダーにその歌を録音した。同じ病院にいる友人を励ま

すためにそれを行った。それから間もなく、美奈子は他界した。

 

 

 

 彼女が病院で録音した歌はのちにテレビで放送された。人々は彼女の美しい声と

その録音をした理由を知って感動した。しかし、人々の多くはその歌の背後にある意

味については知らなかった。

 

 

 

その歌詞は18世紀にジョン・ニュートンという一人の英国人男性によって書かれた。

彼が「アメイジング・グレイス」を書いた理由は興味深いものである。

 

 

 

 

 

Part II

   

 

 ジョン・ニュートンは1725年ロンドンに生まれた。彼は船長の息子だった。11歳の時、

彼は父と一緒に海に出るようになった。成長すると、彼は奴隷貿易に職を見つけた。

彼はアフリカ西海岸から新世界へと奴隷たちを運んで行った。当時、奴隷を商うこと

は法律で禁じられていなかった。ニュートン自身、この問題に何の問題も感じていな

かった。

 

 

 

 1748年、ニュートンが22歳の時、彼に人生を変える出来事が起こった。それは大嵐

の中、大洋の真っただ中で起こった。彼はまさに死ぬと確信していた。彼は人生で初

めて、神に大声で叫んで助けを求めた。やがて嵐は過ぎ去り、船は無事に陸に着いた。

彼は神が自分を助けてくれたと心から思った。

 

 

 

 

 

Part III

   

 彼は陸に着くと、まっすぐに教会に向かって、祈った。その後、彼の神への信仰は

ますます強くなっていった。彼は人生を振り返り、自分は善人ではなかったと感じた。

彼は仕事で出会った奴隷たちにも申し訳ない気持ちを感じ始めた。

 

 

 

 30歳の時、ニュートンは病気になった。彼は船乗りとしての人生をあきらめなければ

ならなかった。彼は新しい職を見つけたが、幸せではなかった。彼は自分自身にでは

なく、神に仕えるときが来たと感じた。

 

 

 

 1764年、ニュートンは英国の片いなかにある小さな村オウルニーで聖職者となった。

このころに彼はたくさんの讃美歌を書いた。彼はキリスト教の教えを広めたかった。彼は、

神様が自分を助けてくれたと思った時のことを決して忘れなかった。それこそが、彼が

「アメイジング・グレイス」のあの有名な歌詞を書いたとき彼の心にあったイメージだった。

 

 

 

 

 

 

Amazing Grace

驚くばかりの神のお恵み

ジョン・ニュートンによる原詩

驚くばかりの神のお恵みよ(何と甘美な響きの言葉であろうか)。

 

それは私のようなならず者をお救いになった。

 

私はかつては人の道に迷ったが,今は見つけ出していただいた,

 

何も見えていなかったが,今では見える。

 

 

 

 

 

私の心に恐れることを教えてくださったのは神のお恵みであった,

 

そしてお恵みはその恐れをも取り除いてくださった;

 

そのお恵みがどれほどありがたく思えたことか,

 

私が初めて信仰に至ったとき!

 

 

 

 

 

数々の危険と苦労と誘惑を,

 

私はすでにくぐり抜けてきた;

 

ここまで私を無事に連れてきてくださったのは神のお恵みである,

 

そしてお恵みは私を安住の地へ導いてくださるだろう。

 

 

 

 

 

主は私に幸福をお約束くださった,

 

そのお言葉は私の希望を確かなものにしてくださる;

 

主は私の盾となり一部となってくださるであろう,

 

命の続く限り。

 

 

 

 

 

そう,この肉体と心が消え,

 

現世の命が終わるときに;

 

私はベールに包まれて,

 

喜びと安らぎの命を持つことになるであろう。

 

 

 

 

 

やがて世界は雪のように溶け,

 

太陽は輝くのをやめるだろう;

 

しかし神は,下界のこの私に呼びかけてくださった神は,永遠に私の神であられるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

Part IV

   

 「アメイジング・グレイス」の原詩は1779年に出版された。ニュートンは24行書いた

が、そのいくつかはのちに削除されたり、変えられたりした。音楽もまた変化した。今

日私たちが知っている美しいメロディーはあとになってできたものだ。

 

 

 

 そのメロディーがどこから来たか確かなことはわからない。おそらくスコットランドから

由来したと思う人もいるだろう。また、その起源がアメリカ南部のゴスペルの歌あると

信じる人もいる。

 

 

 

 真実はわからないが、そのメロディーの美しさは、この歌が時間や空間を超えてい

く助けになっている。ジュディー・コリンズによって歌われた1970年のバージョンはア

メリカとイギリスで大ヒットになった。日本では、白鳥英美子と本田美奈子のバージ

ョンが両方とも大変な人気となった。これらはこの歌を絶やさずに歌い続けてきた

たくさんの歌手たちのほんの一部に過ぎない。「アメイジング・グレイス」はこれから

先もずっと何百万人もの人の心の中にきっと生き続けるだろう。

 

 

 

 

 




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