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早慶&難関国公立大に受かる・わかる英語1 [高1英文解釈]

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早稲田大隈講堂.PNG
 

対象:高校1年生(~3年)


クラスレベル:偏差値65以上 

制限時間:7  分

条  件:辞書2回

「課題英文」


  We often call language a means of communication. One of the best ways to become proficient in a language is to learn good communication skills. To communicate effectively, you should be able to understand what others say. At the same time, you should have something to communicate.

昨日はこんな英語を初見でだいたい4題ばかりやりました。

その1つを考えてみます。




 

まず、英語を読んでいない人は読んでくださいね。




 

もし、英語力が不足している方は、辞書をもっとたくさん

引いてもいいですよ。




 

訳し終わった後に、考えられることを考えられるだけ考えてください。

     5分ぐらいは黙って考えてください。

次に、考えたことを、言葉にしてノートに書いてください。

 文で書いてもいいし、箇条書きにして書いてもいいです。

客観的に自分の頭の中をさらけ出すようにしてください。

     そうしなければ、効果は半減しますよ。

早稲田・慶応・国立難関大に受かるためなら、今は苦しまなきゃだめです。

 面倒くさがっていてはだめです。

もし、高校2・3年生なら、私が以下に解説することが、私が解説する前に

自分の中で明確にわかっていなければならない。

箇条書きにしてあればOKです。



 

では、考えていきます。



 

今回のこの英文は結構簡単ですね。



クラスの4名ほど指名して、全訳を言わせましたが、だいたいできていました。


  辞書を引いたところは、だいたい

      1) means  2) proficient  3) effectively    の3つでした。



ただ、2回しか辞書は引けないので、残りの1つを知らない生徒は、

自分で終戦順位を決めて2つを引き、あとは推測していました。


★推測させるのはいいですよ。

訳の中で、困っていたことろは何か所かあります。



1.“To communicate effectively”のところです。



 

全員ではないですが、人によっては、なんとなく訳していました。



 

“To do/ be ----, SV----------.”



 ①目的 ②条件であり、名詞的用法の「~すること」ではないことの確認と、その他の、不定詞の副詞的用法に関しての知識の確認をしました。


 ここでは、目的(~するためには)となりますね。

2.meansa(不定冠詞)がついているので、名詞であり、「意味」という語義ではないことを確認し、意味は

   ①方法・手段 

  

  ②財産・収入

 の意味があることを、各自辞書で、即確認していました。

確認している生徒は形容詞まで見ていました。ちなみに、「意味」はmeaningでることも、

最後に確認しておきました。


 


3.effectivelyを辞書で引かず、困っている生徒もいたので、これを考えていきました。

この英文では、主節の述部周辺を見れば、予測できます。shouldがあるので、

条件(もし~なら)と目的(~ために)とどちらがいいかと考えさえたら、

目的」の訳が適切だと考える生徒が多かったです。

 もっと考えると、

 We often call language a means of communication.

  S                  V          O                            C



One of the best ways to become proficient in a language is to learn good  communication skills.

                 To communicate effectively,

                                                                 you should be able to understand what others say.

                                                                           At the same time,

                                                                you should have something to communicate.

のような構造になっていることも匂わせました。

ただ、板書で図解したのではなく、”At the same time”とあるので、2つのものが並列されているよ、というようにヒントを言ってあります。だから、遣われている構造が対句のようになっていることも指摘しています。





今回の授業では触れていませんが、

構造が同じだということは、抽象化のレベルが同じだということになります。

ここでは人が主語に来ているので、非常に具体的なレベルで記述されていることになりますね。




 

4.この流れで、もう一度、生徒に全訳をさせました。



      “you should have something to communicate”



この最後の部分で意見が分かれました。高校1年生だから仕方ないですが、


皆さんならどうでしょうか。



 いろいろありましたが、「コミュニケーションスキル」という意見が多かったです。

 私はそれを否定しませんでしたが、「うーん?」って感じで、

  時間が来たので次回の宿題となっています。



どういう意味だと思いますか。これだけ解説して、構造図も書いてあるのできっと、お分かりになるに違いありません。

             communicateはここでは他動詞です。



    You should have something to eat. にはeat something の関係がありますね。


       だから食べるもの・食べ物です。



   同様に、communicate somethingの関係があるので、「伝達するもの」「伝達内容」となりま。



ですから、確かに、生徒が言っていたように、「コミュニケーションスキル」なのですが、ちょっとそれではわかっていないということになりますね。

複数あるコミュニケーションスキルの中の内の一つということになり、

「相手に話す内容」と取られてもらえばよかったのですが、みなさんはどうでしょうか。


communication skillsと複数形であることに気付いていたでしょうか。

つまりコミュニケーションスキルは複数あるのです。


では一つ目はなんでしょうか。それは

    ①you should be able to understand what others sayの部分です。


  「他者の発言を理解できる(ようになる)こと」ですね。


   もう一つは、

    ②you should have something to communicateであり、

  「相手に発信する内容を持つこと」ですね。


“At the same time”で2つあることを示していて、

話題がcommunication skillsですから、双方向性がないといけないのです。


 


      ①は「相手から自分に」であり、

      ②は「自分から相手に」であることがはっきりとわかることが大切だったのです。



 

来週の授業でこの辺りを確認しておこうと思います。



 本日もながながと読んでいただいてありがとうございました。

“意志あるものは突き進め!” 


ではまた。






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