SSブログ

プロビジョンⅠ レッスン8 [教科書 Communication 和訳]

スポンサーリンク




 

試訳コーナーです。しっかりと練習してください。

 

 

PRO-VISION English Communication Lesson8(訳)

 

Part1

 世界中の10分の1の子ども達は学校に通っていない。(でも動詞が

doesとなっているので、単数形が主語の根拠なので「子どもの10人に

1人は」のほうが適切でしょう)発展してない国においては、その数は

世界の平均の2倍、すなわち5人に1人(が学校に通っていないの)であ

る。子ども達は様々な理由で学校に行けていない。彼らは貧しすぎて教

科書を買う余裕が無いかもしれない。彼らは家族を支える手助けをする

ために働かなくてはならないかもしれない。学校が戦争のせいで閉校に

なっているのかもしれない。多くの子ども達はただ女性だというだけで

教育を受ける権利を認められていない。家庭や地域社会が、男子を教育

ることよりも女子を教育することは重要でないと考えているので、

10人のうち1人の少女は15歳になる前に結婚する。

 

 

 1人の勇敢な少女、パキスタンのマララ・ユスフザイは、少

女の教育を受ける権利のために立ち上がった。悲しいことに、

この考えに反対する殺し屋たちが彼女をほぼ殺しかけた。しかし、

彼女は口を閉ざすことを拒んだ。怪我から回復した後、彼女は

国連でのスピーチに招かれた。

 

 

 

 マララの生い立ち

 マララ・ユスフザイは、北パキスタンの管轄区であるスワー

トで1997年に生まれた。2007年に武装団体がその地区を支

配して以来、スワートの少女たちは教育を受けることを禁じら

れていた。彼らによって、多くの少女たちの学校が破壊された。

 

Part 2

 親愛なる少年少女のみなさん、私たちは暗闇のなかにいると、

光の大切さに気づきます。私たちは沈黙させられると、声を上

げることの大切さに気づきます。同じように、私たちがパキス

タン北部のスワートにいて、銃を目にしたとき、ペンと本の大

切さに気づきました。

 

 

 「ペンは剣よりも強し」ということわざは事実です。過激派

は本とペンを恐れます。教育の力が彼らを恐れさせます。彼ら

は女性を恐れています。女性の声の力が彼らを恐れさせるので

す。

 

 教育には平和が欠かせません。世界の多くの場所では、特に

パキスタンとアフガニスタンでは、テロリズム、戦争、紛争の

せいで子ども達は学校に行けません。私たちは本当にこういっ

た戦争にうんざりしています。女性と子ども達は、世界の多く

の場所で、様々な形で被害を受けています。インドでは、純真

で恵まれない子ども達が児童労働の犠牲者となっています。ナ

イジェリアでは多くの学校が破壊されています。アフガニスタ

ンの人々は過激派の妨害に長年苦しめられています。幼い少女

は家で労働をさせられ、低年齢での結婚を強要されます。

 

 自分が文字が読めないことを想像しなさい。どう感じるだろうか。

 あなたはインドのある村でボランティアとして働いている。

 

あなたの同僚が高熱で苦しんでいる。あなたは助けを求めて唯

一の診療所にやってきたが、医者が村から遠く離れてしまって

いる。そこであなたは3つのボトルを見つけ、そのうちの一つ

は熱のための薬が含まれている。残りの2つはそれぞれ、殺鼠

剤と栄養ドリンクである。あなたはそのラベルを読むことがで

きない。あなたはどうするだろうか。

 

 

Part 3

 貧困、無学、不正、人種差別、そして基本的権利の剥奪、

これらが男女共に直面している主な問題なのです。本日、私

は女性の権利と女の子の教育という点に絞ってお話しします。

なぜなら、彼らが一番苦しめられているからです。かつては、

女性の社会活動家たちが、女性の権利のために立ち上がって

欲しいと男の人たちに求めていました。しかし今、私たちは

それを自分たちで行うのです。男の人たちに、女性の権利の

ために活動するのをやめてくれ、と言っているわけではなく、むしろ女性が自立し、自分たちの力で戦うことに絞ってお話しをしたいので

す。

 

 親愛なる少女、少年のみなさん、今こそ声に出して言う時です。

 

 そこで今日、私たちは世界のリーダーたちに、平和と繁栄の

めに重点政策を変更してほしいと呼びかけます。私たちは世

のリーダーたちに呼びかけ、すべての和平協定が女性と子ど

もの権利を守るものでなければならないと要求します。女性の

権利に反する政策は受け入れられるものではありません。

 

 

 私たちは全ての政府に、全世界の全ての子ども達へ無料の

義務教育を確実に与えることを求めます。私たちは全ての政

府に、テロリズムと暴力に立ち向かうこと、残虐行為や危害

から子ども達を守ることを求めます。

 

 

 私たちは先進諸国に、発展途上国の女の子たちが教育を受

ける機会を拡大するための支援を求めます。

 

 私たちは全ての地域社会に、寛容であることを求めます。カ

ースト、教義、宗派、皮膚の色、宗教、性別に基づいた偏見を

なくすためです。地域が繁栄できるように、女性の自由と平等

を確実にするためです。私たちの半数が抑えつけられていたら、

成し遂げることはできないでしょう。

 

 

 私たちは世界中の女性たちに、勇敢になることを求めます。

自分の中に込められた力をしっかりと手に入れ、最大限の可能

性を発揮するためです。

 

 

 

 

 

Part 4

 親愛なる少年少女のみなさん、私たちはすべての子ども達

の明るい未来のために、学校と教育を求めます。私たちは、

平和と全ての人への教育という目的地に向かって旅を続けま

す。誰も私たちを止めることはできません。私たちは、自分

たちの権利のために声を上げ、私たちの声を通じて変化をも

たらします。私たちは自分たちの言葉の力、強さを信じます。

私たちの言葉は世界を変えられます。なぜなら、私たちは教

育という目標のために皆ひとつになり、協力できるからです。

そしてもし私たちの目標を達成したいなら、知識という武器

を持って力を持ち、協力し一つになって自分たちを守りまし

ょう。

 

 

 私たちは何百万という子供たちが貧困、不正、無学に苦し

んでいることを忘れてはいけません。私たちは何百万という

子供たちが学校の外にいることを(学校にいけないことを)

忘れてはいけません。少年少女が明るく、平和な未来を待っ

ているということを忘れてはいけません。

 

 

 

 そういうわけで、無学、貧困、テロリズムに対して世界的

な戦いを繰り広げましょう。本を手に取り、ペンを握りまし

ょう。それらは私たちにとってもっとも強力な武器なのです。

1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変

えられます。教育こそがただ一つの解決策です。教育を第一

に。ありがとうございました。

 

 

 

 バーミンガムのイギリスの町の病院での治療を受けた後、

マララは地元の女子学校に入学した。2013年の319日、

彼女は撃たれて以来初めて授業に戻った。「人生で最も幸福

な瞬間です。私の夢は学校に戻ることでした。教育は基本的

権利です。すべての子ども達が学校に通えるべきです。」

 

 

 

 

ノーベル平和賞

 インドの子どもの権利活動家であるマララ・ユスフザイと

カイラシュ・サティーアーティは、2014年にノーベル平和

賞を受賞しました。マララは演説をしてノーベル平和賞を受

賞し、こう言って締めくくりました。学校の外で子どもを見

ることもこれで終わりにしましょう。私たちと共に、これで

終わりにしましょう。一緒に・・・今日・・・まさにここで、これ

で終わりにしましょう。今、終わりにしましょう。

 

 

意志ある者は飛べ




スポンサーリンク



nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:学問

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。